布袋寅泰

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布袋寅泰について

ギターを抱え、世界を駆け巡るトップアーティスト、布袋寅泰。日本のロック史において屈指の名ギタリストであると同時に、世界に名だたる存在でもある。1980年代を代表するバンド、BOØWYのギタリストとして有名になった布袋は、バンドが解散した1988年の秋に、初のソロ作『GUITARHYTHM』を発表。デビュー時から一貫して洋楽ロックへの憧れを表明し、グラムロックやニューウェイブへの思いを語っていただけにサウンドへのセンスは鋭敏で、その姿勢はソロ活動でより明確になっていく。ギターロックの可能性をテクノロジーと共に追求するこの『GUITARHYTHM』シリーズは以後も展開された。活動の初期には海外進出も意識し、HOTEI名義でリリースしたこともあるが、布袋が世界で知られるアーティストとなった過程には、これらとはやや文脈の異なる活躍がある。最も大きなインパクトを残したのは2003年、クエンティン・タランティーノ監督による映画のメインテーマに「Battle Without Honor Or Humanity」が使われたことだろう。それまでもデヴィッド・ボウイやジーザス・ジョーンズと共演したり、1996年にはアトランタオリンピックの閉会式にも出演した布袋だが、タランティーノ監督の映画によってHOTEIの名は世界中の人々が知るものとなった。その後の彼はザ・ローリング・ストーンズのライブのゲストギタリストに招かれるなど、日本のミュージシャンの代表格のような存在となっていく。2021年夏、彼は東京パラリンピックの開会式の演目にサプライズ出演し、「Battle Without Honor Or Humanity」のギター演奏を披露したことが話題となったが、そこに抜てきされたのも、布袋が世界レベルの知名度を持つ、数少ない日本のミュージシャンであることが理由の一つにあるはずだ。布袋が世界的な舞台に立つことは、むしろ当然なのである。ただ、興味深いのは、世界的な知名度を持っていたり、サウンド的には新旧の洋楽ロックを下地にしながらも、布袋の作品は決して海外志向のみに陥らず、むしろドメスティックな方向性も強く感じられることだ。例えばおなじみの「スリル」を筆頭に「さらば青春の光」「サレンダー」などはむしろ歌謡曲的なメロディを持っている。こうした彼なりのバランス感覚も幅広いリスナーに支持される音楽的特徴の一つだろう。また、布袋のボーカルはソロになった初期から本格的に取り組んできたもので、その武骨な歌声からは、この人が持つ音楽への一途さ、真っすぐさといったポジティブな感覚が伝わってくる。楽曲に込められたストレートな感情表現に誘発され、コンサート中に「布袋ー!」と絶叫するオーディエンスも多い。歴史に残る偉大なバンドのBOØWYから歩み出た布袋寅泰もまた、歴史に残るロックアーティストであることに間違いない。

出身地
Takasaki, Japan
生年月日
1962年2月1日

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米国およびカナダ