ストリートからハイエンドまで多様なカルチャーが交差する世界の大都市、東京。そこでは、今を生きる若者たちが、革新的で新たな魅力を放つグッドミュージックを生み出している。プレイリスト『Tokyo Highway：2021』では、2021年に誕生した“Tokyoサウンド”を振り返る。プレイリストの顔となるカバーアートを飾るのは常田大希。King Gnuとmillennium paradeという2つの類いまれなバンドを主宰する常田は現在、日本のオルタナティブミュージックシーンで最も重要なアーティストの一人といっても過言ではない。周知の通り、King Gnuはここ2年間に日本で最も成功したバンドの一つだ。オルタナティブとポップを融合したその複雑なサウンドは、現在の日本の音楽シーンをけん引しており、常田はバンドのリーダーとして、すべての楽曲の作曲とプロデュースを担当している。もう一つのプロジェクトであるmillennium paradeは、よりエッジの効いたアヴァンギャルドな作品で知られており、2021年のFUJI ROCK FESTIVALでは、初出演にもかかわらず、卓越したパフォーマンスで観る者を見事に圧倒した。2021年の顔を選ぶにあたって、才能豊かなこの男を避けることは不可能だろう。このプレイリストには他にも、CHAI、Yogee New Waves、TENDOUJI、どんぐりず、AAAMYYY、BREIMENなどが登場。インディーロック、ヒップホップからフューチャーソウルまで、オルタナティブな感性が光るアーティストたちの楽曲で、東京の2021年を振り返ろう。お気に入りの曲はライブラリに追加してください。