TENDRE

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TENDREについて

「基本的にはベーシストなんですけど、ギターを弾いたり、中学高校でサックスだったり吹奏楽をやっていたり。基本的には自分ですべての楽器を演奏していることが多いです」。その言葉通り、さまざまな楽器を使いこなすマルチプレイヤー、河原太朗が2017年に始動させたソロプロジェクト、TENDRE。ジャズミュージシャンの両親の元に生まれ、音楽大学でDTMを学びながらドビュッシーの研究に没頭し、3人組バンドampelのベース、ボーカルとして活動する一方で、セッションミュージシャンとして、Yogee New WavesやKANDYTOWN、sumikaなどさまざまなアーティストのレコーディングにも参加してきた河原。そんな彼にとって、TENDREは、よりパーソナルな表現世界を主体的に模索するための場といえるだろう。メロウなグルーヴを軸にコードワークやメロディメイクを磨き、生音とプログラミングを交えた自由なアレンジメントを謳歌(おうか)するTENDREの音楽。その歌詞世界は聴き心地の良さに逃げず、自身の内面と向き合い、端正な言葉でつづることで、楽曲に深みをもたらしてきた。2018年のファーストアルバム『NOT IN ALMIGHTY』は人生をテーマに、不完全さに宿る人間らしさを肯定し、2020年のセカンドアルバム『LIFE LESS LONELY』ではコロナ禍における喜怒哀楽の感情表現を通じて、個の在り方を自問自答。そして、2021年のメジャーファーストアルバム『IMAGINE』では、前作の内省的な世界から一転して、外に向ける想像力の重要性をメッセージとして届けた。その心の軌跡について、河原は「孤独を見据えた先は、人との対話」だと考え、伝えるための方法として「美しい言葉や日本語として響きのいい言葉。言葉というものに一番の重きを置いた」とApple Musicに語っている。「マルチプレイヤーと言われるのはもう大丈夫。それよりも、歌手という自意識を持っていきたい」。サウンドはあくまで流麗に、そして、言葉の説得力を増しながら、TENDREの音楽世界は日々進化を遂げている。

ジャンル
R&B/ソウル

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