SIRUP
SIRUP

SIRUP

SIRUPについて

2017年の『SIRUP EP』とともに活動をスタートしたSIRUP。大阪出身のシンガーソングライター、KYOtaroがシンガーとしてのキャリア10年目の転機として、新たに立ち上げたソロプロジェクトだ。

もともとは、スティーヴィー・ワンダーとその影響を受け継ぐネオソウルに触発され、地元のゴスペルクワイアでその豊かな歌声を育み、KYOtaro時代の作品ではオーセンティックなR&Bマナーにのっとった歌声を聴かせていた。その後、ヒップホップにゴスペルの要素を盛り込むチャンス・ザ・ラッパーのスタイルに影響を受けたことが、SIRUPの大きな特徴であるボーカルとラップのシームレスなフロウを確立するきっかけとなる。そしてJ Dillaやディアンジェロも在籍していた音楽集団、ソウルクエリアンズに触発されてアーティストコレクティブ、Soulflexでの活動も開始。このコレクティブに所属するメンバーは、SIRUPのレコーディングやライブを支えている。さらには、SminoやGoldLinkをはじめとする新世代のアーティストたちや、そのジャンルレスなグルーヴを糧に、SIRUPは常に作風をアップデートし、現在の音楽性へと発展を遂げている。

2018年にリリースした「LOOP」「Do Well」のヒットによって、ブレイクを果たしたSIRUPの音楽は、前身の活動と、現在から未来へと向かっていく活動のクロスポイントで生まれている。それは自覚的な継承と発展によって歴史を築いてきたブラックミュージックの歩みと重なるものがある。

作品に帯する意識も2019年のファーストアルバム『FEEL GOOD』から2021年のセカンド『cure』にかけて大きな変化を見せた。『cure』では、『FEEL GOOD』で洗練を極めたスムーズかつエモーショナルな作風に、Black Lives MatterやLGBT、コロナ禍で顕在化した社会問題を念頭に置いたメッセージが加わったことで、その音楽性はぐっと深化。イギリスのROMderfulやオランダのFull Crate、韓国のSlom、SUMINといった海外のクリエイターを迎えたサウンド面の変化も相まって、その音楽世界にさらなる奥行きと広がりをもたらしている。

同じタイプのアーティスト