サニーデイ・サービス

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サニーデイ・サービスについて

青春の歌を歌い、青春の音を鳴らすバンド、サニーデイ・サービス。渋谷系が時代の潮流となったころの1995年にファーストアルバム『若者たち』で大きな注目を集めた彼らは、もはや若者と呼べる年齢ではない。それでもバンドは、今でも若者の音楽を奏でているといえるだろう。

サニーデイの世界にはまさに若さゆえの繊細さと、それを文学的に歌う大胆さがある。『若者たち』の時点ではっぴいえんどを筆頭とするかつての日本語のロックやサブカルチャーからの影響を見せていた彼らは、代表曲「青春狂走曲」(1995年)を収めたアルバム『東京』(1996年)によって一躍時代の人気者となる。当時のメンバー編成は、曽我部恵一(Vo/G)、田中貴(B)、丸山晴茂(Dr)の3人。特にソングライターである曽我部の感受性と表現力はこの時代のアーティストの中でも屈指の純度を誇っていた。彼らは躍進を続け、「サマー・ソルジャー」(1996年)、「スロウライダー」(1999年)といった優れた楽曲を生み出した。音楽文化にもデジタル化の波が押し寄せたこの時代に、恋愛感情や生きていく中での迷い、葛藤など、成長過程にある人間の内面をみずみずしく描いたのである。

バンドは2000年に一旦解散するが、2008年に再結成。シティポップの隆盛を意識した会心作『DANCE TO YOU』(2016年)、多彩なサウンドに切り込んだ大作『Popcorn Ballads』(2017年)などを発表していく。2018年に丸山の急逝という不幸もあったが、2020年には一回り下の世代の大工原幹雄を新ドラマーに迎え、新たな出発を果たした。サニーデイ・サービスは常に青春の音楽を鳴らし続けている。

結成
1992年