最新リリース
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- カラヤン 70'S (VOL.2) - ドイツ・グラモフォンが誇る70年代のカラヤン・アルバム・コレクション · 1999年
- Mozart: Mass in C Major, K. 427 · 1991年
- The Christmas Album (Vol. 2) · 1986年
- Dvorák: Symphonies Nos. 6 - 9 "From the New World" · 1999年
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必聴アルバム
- 音の魔術師ラヴェルの傑作が一堂に。ブーレーズの繊細な指揮がさらに彩りを与える。
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- 2013年
- チェコ出身のラファエル・クーベリックが寄せた故郷へのまっすぐな愛情に聴き惚れる。
アーティストプレイリスト
- 洗練と迫力を備えた管弦楽演奏の極致。その揺るぎない伝統と、清新な新風の融合に注目しよう。
- 2023年
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団について
もしクラシックリスナーに世界最高のオーケストラを選ぶ投票を行ったら、間違いなくベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下、ベルリン・フィル)がトップ、あるいはそれに準ずる位置にランクインするだろう。
1882年に創立されたこのオーケストラのスタートは比較的地味なもので、最初の演奏会は野外レストランで行われた。しかし、その後ベルリン・フィルの芸術的水準は急速に高まり、1913年に指揮者アルトゥール・ニキシュと共にベートーヴェンの『交響曲 第5番 《運命》』を録音すると、国際的にその名を知られるようになった。ニキシュの後任として1922年に首席指揮者となったヴィルヘルム・フルトヴェングラーが遺したベルリン・フィルとの録音は、第2次世界大戦時に黙示録さながらの雰囲気の中で行われた音楽制作の時代を現代に伝えている。戦後に首席指揮者となったヘルベルト・フォン・カラヤンは35年間にわたってベルリン・フィルを率いた。カラヤンはそれまでとは次元の違う新たな豊かさ、力強さ、洗練された響きをオーケストラにもたらし、カラヤンとベルリン・フィルのレコードは商業的にも大きな成功を収めた。
その後継者であるクラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、Kirill Petrenkoといった指揮者たちも、それぞれに優れた手腕を発揮し、ドイツオーストリアのクラシックをコアとしながらも、ベルリン・フィルのレパートリーを大きく広げてきた。また2009年にスタートした『デジタル・コンサートホール』も革新的な試みの一つだ。これはオンラインで生やアーカイブのコンサートを鑑賞できるシステムで、ベルリン・フィルの魅力的な演奏を、さらに世界の隅々にまで届けてくれる。
- 出身地
- Berlin, Germany
- 結成
- 1882年