ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団について

アムステルダムを拠点とする老舗オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、華美に流れない気品のある表現、弦と金管の豊かで美しい響き、そして首席指揮者の在任期間の長さを特徴とし、1,000作にも及ぶアルバムをリリースしてきた。1888年の4月にコンセルトヘボウ(オランダ語でコンサートホールを意味する)がオープンし、オーケストラは初代首席指揮者Willem Kesの下、同年のうちにデビューする。Kesに続いたウィレム・メンゲルベルクは24歳の若さで首席指揮者の座に就き、その後半世紀にわたってその任を務めた。この間に同楽団が、メンゲルベルクを自身の作品の最も信頼できる解釈者と見なしていたマーラーや、『Ein Heldenleben(英雄の生涯)』を献呈してくれたリヒャルト・シュトラウスと親密な関係を築いたことは伝説となっている。また、ブルックナーのスペシャリストだったエドゥアルト・ファン・ベイヌムに続いて1963年に首席指揮者となったベルナルト・ハイティンクは、質実で正統的な演奏でベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーの交響曲全集を録音し、オーケストラの音源アーカイブを飛躍的に充実させた。1988年にはオランダのベアトリクス女王が100周年を期してホールを豪華に改装し、リッカルド・シャイーがオランダ人以外で初めて首席指揮者に任じられた。進取の気性を持つシャイーは、ストラヴィンスキーやメシアン、ヴァレーズらのオーケストラ作品をレコーディングする中で、現在のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のリッチなサウンドを生み出した。また6番目と7番目の首席指揮者だったマリス・ヤンソンス(2004~2015年)とダニエレ・ガッティ(2016〜2018年)は歴代の指揮者と比べると在任期間は長くなかったが、言うまでもなく高い音楽性を追求し、オーケストラを新たな時代へと導いた。

出身地
Netherlands
結成
1888年
ジャンル
クラシック
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米国およびカナダ