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- 2025年2月21日
- 1曲
必聴アルバム
- 人気絶頂期の1970年にリリースされた通算5枚目のアルバム。簡潔なポップソングを得意とする彼らにしては珍しく、曲中のテンポチェンジやエレクトリックギターが動き回るたっぷりとしたインタープレイが楽しい"Ramble Tamble"でスタート。リトル・リチャードが乗り移ったような"Travelin Band"や、エルヴィス・プレスリーのバージョンで知られるデルタブルース/R&B歌手、アーサー・クルダップの"My Baby Left Me"など、さまざまなスタイルの楽曲が収録されている。その中でも、白眉はしっとりとした抒情が漂う"Who’ll Stop the Rain"やクロージングの"Long As I Can See the Light"だろう。ちなみにアルバムタイトルは、バンドの初期にほぼ毎日リハーサルを行ったという倉庫、The FactoryとドラマーのニックネームのCosmoを合わせたものだ。
- 1969年にリリースした実に3枚ものアルバムの最後に当たる通算4作目。タイトルにあるWilly and the Poor Boysという架空のストリートバンドに扮したコンセプトアルバムで、グループの中心人物であるジョン・フォガティの才気が大いに発揮された充実作品として知られる。U2やワイクリフ・ジョンなど多くのカバーバージョンや映画『フォレスト・ガンプ』でも使われたベトナム反戦歌の"Fortunate Son"や、分厚いコーラスハーモニーが耳に残るシングルヒット曲"Down On the Corner"、アルバムジャケットに映るバンドの楽しげな様子そのもののジャグバンドチューン"Poorboy Shuffle"、Lead Bellyのカバー"Cotton Fields"など収録曲もバラエティに富む。
- サンフランシスコを拠点としながらも、そのダウントゥアースな楽曲で南部スワンプロックのオリジネーターの一つと目されるクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルが1969年にリリースしたサードアルバム。"Bad Moon Rising"、"Green River"という2曲のシングルヒットを収録し、ジョン・フォガティの味わい深いソウルフルな歌声はもちろん、アーシーな曲でも渋くなり過ぎず明快なポップ性を忘れないのが彼らの持ち味だろう。カントリーやブルース、R&Bを絶妙にブレンドしたアメリカンロックの歴史に欠かせない名バンドの名演と名唄がたっぷりと楽しめるゴキゲンな一枚。ノスタルジックな"Lodi"やアップビートな"Commotion"など、その多様性をご堪能あれ。
アルバム
アーティストプレイリスト
ライブアルバム
ベストアルバム、その他
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルについて
- 出身地
- El Cerrito, CA, United States
- 結成
- 1959年
- ジャンル
- ロック