SOUND MUSEUM

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世界的ブレイクを果たしたディー・ライトを脱退したTOWA TEIは、1994年にソロファーストアルバムである前作『FUTURE LISTENING!』をリリース。当時、彼がいち早く提唱した未来のラウンジミュージックは全世界に衝撃をもたらした。ニューヨークから東京に活動拠点を移して制作されたセカンドアルバムである本作は、ビズ・マーキーとモス・デフがマイクを回す「BMT」、バハマディアを迎えた「HAPPY」、Groove Theory時代のアメル・ラリューが歌った「TIME AFTER TIME」といった楽曲にジャングル・ブラザーズやア・トライブ・コールド・クエストらとの密接な関係で知られるヒップホップ/R&Bの影響が色濃く表れている。さらにYELLOW MAGIC ORCHESTRAから継承した先鋭性とユーモア、NYハウス黄金期の現場で体得したグルーヴに対する深い理解が、カイリー・ミノーグ、細野晴臣との共演曲「GBI (GERMAN BOLD ITALIC)」や矢野顕子をフィーチャーしたハウストラック「HIGHER」、森高千里によるドラムをサンプリングした「TAMILANO」、ダリル・ホール&ジョン・オーツ「PRIVATE EYES」のボサノヴァカバーなど、多彩な音楽スタイルと驚きに満ちた楽曲に結実。それらをラウンジーかつ洗練されたタッチでまとめあげた作品世界は時を超えて、キャッチーでみずみずしい響きを放ち続けている。なお、この作品のスピンオフとして始動した実験的なプロジェクト、SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINEではソロと並行して、さらに自由度の高い作風を追求している。