小沢健二とのデュオ、FLIPPER'S GUITARの突然の解散から自身のレーベル、Trattoria Records設立を経て、本格始動した小山田圭吾のソロユニットによるファーストアルバム。レコードショップが林立する世界屈指の音楽発信地であった当時の渋谷のトレンドセッターであった彼は、アシッドジャズやソフトロックをはじめ、新旧の知られざる音楽を掘り下げながら、ソロアーティストのアイデンティティを模索。ダグラス・クープランドの小説からタイトルを引用したX世代の流麗なラテンポップス「THE SUN IS MY ENEMY」をはじめ、アグレッシブなギターをフィーチャーしたジャズファンク「(YOU CAN'T ALWAYS GET)WHAT YOU WANT」。フォーキーな「PERFECT RAINBOW」、Jamiroquaiに触発された「RAISE YOUR HAND TOGETHER」など、洗練を極めた多彩な楽曲は渋谷系全盛期の華やかでクリエイティブなムードに満ちている。
- 2017年
- 2018年
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