BOØWY

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BOØWYについて

かつて空前絶後の人気を博し、今も伝説的な存在として名を馳せる。BOØWYのようなバンドはもう二度と出てこない。そう断言できるほど、彼らは破格な存在感を放ってきた。BOØWYは多くの名曲を残している。「B-BLUE」「ONLY YOU」「ホンキー・トンキー・クレイジー」「わがままジュリエット」「MARIONETTE」「季節が君だけを変える」「NO. NEW YORK」「JUSTY」と、どれもバンドサウンドならではの躍動と緊張に彩られたロックナンバーで、それでいてポップなメロディがリスナーの心を打つ。1980年代当時のパンク~ニューウェイブの流れを受けながら、それを大きく発展させた日本語ロックとしての醍醐味に満ちている。また、演奏技術も高く、鋭いビートが走り抜ける音の根底には多くのライブで磨かれたパフォーマンス力がある。そして、メンバーのひときわ際立つ存在感も魅力の一つといえる。特にボーカルの氷室京介とギターの布袋寅泰が並び立ち、アクションを交えながら演奏する姿にはロックスターの輝きがある。そのバンドとしてのオーラは、彼らより前の世代であるビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、エアロスミスといった海外の猛者たちに匹敵するものがあった。また、BOØWYは1980年代の日本の若者たちにロックという音楽のパワーを広く伝える役目も果たしている。そこから楽器を手にした子たちが、後のバンドブームを巻き起こす下地を作っていった。GLAYなど、BOØWYからの影響を受けたことを認めているバンドも多い。彼らはメディア戦略をあまり積極的には行わず、テレビの音楽番組への出演も非常に少なかった。それよりも作品のクオリティとライブでの演奏を重視した。特にライブにおいては、初期の新宿LOFTをホームグラウンドにしたように、生でのパフォーマンスを大切にしてきた姿勢が生きている。1986年7月、初の日本武道館公演が成功した夜、「IMAGE DOWN」で観客との掛け合い中に「ライブハウス武道館へようこそ!」と氷室が発した言葉は、日本のロック史上に残る名言となっている。そして人気絶頂の真っただ中だった1987年12月24日のライブでバンドの解散を宣言し、翌1988年4月、東京ドームでの2公演でその歴史に幕を下ろした。この解散ライブの予約で電話回線がパンクしたことも大々的なニュースになり、BOØWYの人気は社会現象と呼べるほどの広がりを見せた。活動期間は足掛け9年ほどで、決して長くはない。1990年代に音楽シーン全体であらゆる数字が跳ね上がったため、目に見える数値で彼らをしのぐバンドはいくつも出ている。しかしそれでもBOØWYのような輝きを放つ存在は他に類を見ない。彼らが残した多くの作品や功績は色あせることなく、人々の心を魅了し続けるだろう。

出身地
Japan
結成
1981年
ジャンル
ロック

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米国およびカナダ