先行リリース

- 2025年5月30日
- 14曲
- 極上オーケストラ特盛 〜定番クラシック名曲ベスト50 · 1989年
- Let You Break My Heart Again - Single · 2021年
- Classical Cello Hits · 2014年
- 極上クラシック特盛 〜ザ・定番名曲ベスト50 [学校、教科書、CM、映画、等に使われた誰でも知っているクラシック入門] · 2010年
- 極上クラシック特盛 〜ザ・定番名曲ベスト50 [学校、教科書、CM、映画、等に使われた誰でも知っているクラシック入門] · 2006年
- 極上オーケストラ特盛 〜定番クラシック名曲ベスト50 · 1989年
- 赤ちゃんクラシック「胎教のクラシック」 · 1991年
- Saint-Saëns: Danse Macabre · 1981年
- 最新 ぐっすり眠れるモーツァルト · 1979年
- J.S. Bach: Goldberg Variations (Arr. for Orchestra by Robin O'Neill) · 2024年
必聴アルバム
- ベートーヴェンの多くの楽曲が音楽の歴史を変える革新性を持っている。1806年に初演されたベートーヴェン唯一のバイオリン協奏曲であるOp.61も同じく、“バイオリン協奏曲”という形式に対する認識とスケールを大きく変革する作品だった。第1楽章の約25分間という演奏時間は、モーツァルトのほとんどのバイオリンコンチェルトの全楽章がすっぽり収まる長さだ。もちろん、ポイントは曲の長さだけではない。この作品は協奏曲でありながら交響曲的な壮大さを持ち、作品全体で重厚感のある音楽的メッセージを発している。おそらくこれはロマン派の作曲家による最初の偉大なバイオリン協奏曲といえるもので、この歴史的名作の真価は、1981年にレコーディングされてグラモフォン・アワードを受賞したイツァーク・パールマンのバイオリンとカルロ・マリア・ジュリーニの指揮による本作からも余すところなく伝わってくる。パールマンは彼らしいスタイルと優れたセンスによって情感にあふれたドラマティックな演奏を披露し、ジュリーニも絶妙なパートナーぶりを発揮している。これこそ一流のパフォーマンスだ。
アーティストプレイリスト
- 1945年の創設以来、数多くの名演を録音してきたオーケストラ、"ザ・フィル"。
参加作品
フィルハーモニア管弦楽団について
フィルハーモニア管弦楽団は、第2次世界大戦で大規模な空襲に見舞われたロンドンで産声を上げた。レコード会社のプロデューサーだったウォルター・レッグが、プロの演奏家たちが兵役から戻ってくるタイミングこそが、新しいトップレベルのオーケストラを組織する絶好のチャンスと見て行動に出たのだ。レッグがその鋭い眼力で選んだ楽団員から成るオーケストラは、1945年の10月にトーマス・ビーチャムの指揮で最初のコンサートを開き、その後カラヤンをはじめとする一流の指揮者たちと共に、高い技術と豊かな表現力を兼ね備えた独自のスタイルを早々と確立した。またレッグは、1952年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮でレコーディングしたワーグナーのオペラ『『Tristan und Isolde(トリスタンとイゾルデ)』をはじめ、フィルハーモニアと多くの音源を制作した。初代常任指揮者となったオットー・クレンペラーとも、1950年代後半以降、長く深い関係を築き、この当時のドイツ屈指のマエストロとの共演によるベートーヴェン、ブラームス、マーラーの交響曲は、非の打ちどころがないものとして広く評価された。1970年代の初頭にクレンペラーが引退した後も、リッカルド・ムーティ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、エサ゠ペッカ・サロネンといったマエストロたちが、フィルハーモニアの国際的な評価を堅持してきた。またサロネンは、オンラインコンサートを主導するなど、デジタル時代に対応する先駆的な施策も行った。2021年にはフィンランド出身の気鋭の指揮者Santtu-Matias Rouvaliが、フィルハーモニア史上6人目の首席指揮者に就任した。
- 出身地
- London, England
- 結成
- 1957年
- ジャンル
- クラシック