100 Best Albums
- 1970年9月19日
- 11曲
- Harvest · 1972年
- Greatest Hits · 1992年
- Greatest Hits · 1970年
- Freedom · 1989年
- After the Gold Rush · 1970年
- Greatest Hits · 1972年
- After the Gold Rush · 1970年
- Greatest Hits · 1969年
- Greatest Hits · 1969年
- Greatest Hits · 1970年
必聴アルバム
- 1992年
- クレイジー・ホースの盟友ダニー・ウィッテンと、仲のよかったローディー、Bruce Berryの2人を相次いで失ってしまった直後に制作されたこともあり、深い悲しみや、やり場のない怒りを吐き出すような作品となった。同時に、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングへの参加や自身のヒットアルバム「Harvest」で得たスターダムへの拒絶も裏テーマとなっている。在りし日のダニー・ウィッテンが作曲した"Come On Baby Let’s Go Downtown"は、本人も演奏に加わったライブテイクを採用。残りのトラックは2人への献杯さながら、テキーラで酩酊しながらの録音となったようだが、これもまた本作に顕著な未加工かつリアルなサウンドにつながった一因かもしれない。むせび泣くような魂のロックンロールアルバム。
- 世界各国でアルバム売り上げ1位を獲得した大ヒットアルバム。バッキングはプロデューサーのElliot Mazerが招聘したメンバーから成る新編成のバンド、The Stray Gatorsが務めた。ナッシュビルでレコーディングを敢行したことからも推測されるように、"Harvest"や"Old Man"、名曲"Heart of Gold"のようなスティールギターが漂う淡いカントリー調の楽曲を主軸とする。加えて、ロンドン交響楽団によるストリングスを従えた"A Man Needs a Maid"と"There’s a World"の2曲、"Alabama"での腕っ節の強いロックンロールなども披露。クロスビー、スティルス、ナッシュの3人、リンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラーら豪華客演により、ニール・ヤング色がみなぎるムードと多彩な音楽スタイルの両方を堪能できる。
- 『After the Gold Rush』は、誰かの家の地下室でレコーディングされた作品としては初のマルチプラチナムアルバムだと言っていいだろう。その素朴なサウンドは、非常に重要なものだ。それは直感的で、直接的で、少しばかり雑然としている。同時により深く創造的な真実だと感じられるようなものを確実に表現しており、以降50年以上にわたって、ニール・ヤングの音楽を定義付けるスタイルとして強固に確立されている。ちなみにレコーディング現場で、まだ当時10代だった注目株のギタリスト、ニルス・ロフグレンがピアノを弾くように頼まれた際に「どう弾いたらいいか分からないよ」と答えると、ヤングは「素晴らしい、まさに私が探していたピアニストだ」と言ったそうだ。 1960年代の楽観主義が、ベトナム戦争や自然破壊などの現実を前に失われていった瞬間、ニール・ヤングは、もっと静かで絶望的な場所へ引きこもることによって周囲の環境に働きかけた。その手法は現在ではよく親しまれるものとなり、やがてエリオット・スミスからボン・イヴェールに至るまで受け継がれていく。ジェイムス・テイラーやジョニ・ミッチェルはその洗練性を保つことができたが、ヤングは一日中“burning”を“turning”、“fly ”を“sky”と韻を踏んでいたのだ。 あくまでも無骨で、実直に。
- 2024年
- 2022年
アーティストプレイリスト
- ロックシーンを代表するシンガーソングライター/吟遊詩人の代表曲をセレクト。
- Zane Loweがニール・ヤングのニューアルバム『World Record』について聞く。
- 孤高の歌声と心に染みわたるギターサウンドを、味わい深い映像で楽しむ。
- オーディエンスを圧巻し魅了する、骨太な生音でのライブテイク。
- 強烈なディストーションが体の芯を震わせるパワフルなライブバージョン。
- キャリアは50年を超える。大物からニューカマーまで魅了するロックの至宝。そのフォロワーが結集。
ベストアルバム、その他
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ニール・ヤングについて
- 出身地
- Canada
- 生年月日
- 1945年11月12日
- ジャンル
- ロック