はじめての ヘルベルト・フォン・カラヤン

はじめての ヘルベルト・フォン・カラヤン

オーストリア・ザルツブルク生まれの指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンは、西洋クラシック音楽史上で最も成功を収めた指揮者と言える。1955年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督に就任し、ウィーン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、パリ音楽院などの監督も兼任。帝王の異名で呼ばれ、20世紀後半のクラシック音楽界をリードし続けた。彼の音楽作りの特徴は、輝かしいサウンドと流線形のフレージング。また、録音や映像を積極的に残しており、1962年録音のベートーヴェンの交響曲シリーズは今も名盤中の名盤と称えられる。