

ビートルズの中心核、ジョン・レノンやポール・マッカートニーの側でギタリストとしてビートルズを支え、ビートルズ・サウンドに大きな影響を与え続けたジョージ・ハリスン。アメリカン・フォークから伝統的なインド音楽まで、様々なジャンルにオープンであった彼の音楽に対する姿勢は、1960年代のビートルズの音楽性における方向転換に大きく関わっている。ビートルズ解散直前から始めた彼のソロ活動により、ジョージ・ハリスンはミュージシャンとしての新しい方向性を見出し始め、1970年代には彼のソロ代表作である「All Things Must Pass」を生み出した。その他、映画製作やチャリティー活動にも積極的に取り組み、友人であり共作をいくつも出したラヴィ・シャンカールとインドで大きなチャリティーコンサートを開催したのは有名な話である。このプレイリストでは、ビートルズ時代も含め、ジョージ・ハリスンの音楽を通じての冒険や深い精神が詰まった彼の自信作が楽しめる。