

- Let It Be · 1970年
- Help! · 1965年
- Help! · 1965年
- Rubber Soul · 1965年
- A Hard Day's Night · 1964年
- Let It Be (2021 Mix) · 1970年
- The Beatles (The White Album) · 1968年
- The Beatles (The White Album) · 1968年
- Rubber Soul · 1965年
- Abbey Road (Super Deluxe Edition) · 1969年
- The Beatles 1967-1970 (The Blue Album) · 1968年
- Magical Mystery Tour · 1967年
- Past Masters, Vols. 1 & 2 · 1963年
必聴アルバム
- 1969年
- 個々のメンバーの異なる音楽性をふんだんに盛り込んだ、バリエーション豊かな30曲を収録。
- サージェント・ペッペーズ以降、より実験的なサウンドへとシフトしていった作品。
- 1966年
- R&B、フォークロック、カウンターカルチャーなどからの影響を受け、芸術面で飛躍的進化を遂げた一枚。
- 2003年
- 1969年
- 1969年
- 1967年
2022年
2022年
2018年
- 世界を変えたリヴァプール出身の4人組、ビートルズを体験しよう。
- 音楽業界に歴史を残すカリスマバンド、ビートルズの貴重な映像の数々を堪能。
- 英リヴァプール出身のファブフォーが歌い上げた、胸がときめくラブソング集。
- ロック史上最高のバンドの一代名作に影響をうけたアーティストたちの心意気。
- ビートルズの4人が繰り出すアップビートなサウンドで、楽しくワークアウト。
- 彼らが生み出した数々のヒット曲の影に隠れた裏名曲を、じっくり味わおう。
シングル&EP
ライブアルバム
- 2014年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2006年
- 2000年
もっと聴く
- 新たに空間オーディオで登場した『Let It Be』を番組独自の視点で紹介。
ビートルズについて
ビートルズについて一つ忘れてはならないのは、彼らより前にビートルズというバンドは存在しなかった、ということだ。初期のロックとリアルなR&Bをまともに結び付ける白人のバンドの前例はなかった。他人が書いた曲を歌うのではなく、自ら曲を書いて演奏するというモデルもなかった。人気と革新性を両立させながら、リリースする作品をただの商品としてではなく、音楽スタイルの限界を押し広げるものとして捉えたバンドは、彼ら以前には存在しなかったのだ。それまでの常識では、ポップミュージックとアートは別物として考えられていた。しかしビートルズの登場によって、絵画やビジュアルアートの領域で起きた形式の変化を反映するかのように、音楽とアートの両者を、3分という長さのシングル曲に取り入れることが当然になり、期待されるまでにいたった。「I Want to Hold Your Hand」や「Please Please Me」では風変わりに見えたポップとアートの対立も、「Strawberry Fields Forever」や「Tomorrow Never Knows」では、時代遅れのように見せたのだった。バンドの活動期間は10年ほどだったが、彼らの成し遂げたことは、以降ずっと全てのカルチャーを揺るがし続けている。バンドは1960年にイギリスのリバプールで結成された。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター(1962年からピート・ベストの後任)のメンバー4人は、初めから大望を抱いていたわけではなかった。1962年の彼らは、まだハンブルクの深夜のショウでステージに投げ込まれるビール瓶から身をかわさないといけない分際だったが、その半年後には、熱狂的なファンの“ビートルマニア”によって身の危険が脅かされるまでになっていた。バンドがその短期間のうちに、なぜそれほどまで成長できたのかは知る由もないが、「A Hard Day’s Night」で鳴らされるオープニングのコードや、「Ticket to Ride」のサイケデリックなバイブスの萌芽を聴き返すと、当時からポップにおけるサウンドと形式の限界を押し広げようとしていたのがよく分かる。1960年代半ばには、ビートルズはカウンターカルチャーの代弁者的存在となり、ドラッグや東洋精神思想、意識の限界といった、これまでメインストリームのカルチャーでは触れられることのなかったテーマに取り組むようになった。また、プロデューサーのジョージ・マーティンの手腕によって、彼らはスタジオ自体を一つの楽器として扱うバンドの先駆けにもなり、ライブでは再現不能な濃密さと複雑性を備えた作品を生み出していた。1966年の『Revolver』から、1968年のいわゆる“ホワイト・アルバム”までのどの曲を聴き返してもそれが分かるだろう。ちなみに、そうした新機軸を打ち出したのは、バンドのツアー活動の停止のタイミングと一致する。晩年のビートルズ・アルバム、つまり『Abby Road』と、厳密には解散後にリリースされた『Let It Be』は、居心地のいい、あまねく人に愛されるような作品で、もう何も証明する必要のないバンドの穏やかなウィニングランを示すような作品だった。彼らに押しかかったプレッシャーや苛烈な状況を考慮すると、バンドがあれほどまでに長く続いたのは奇跡のようにも思える。1969年1月、彼らは自分たちが設立したApple Corpsのビルの屋上で最後のライブ演奏を行い、レノンによる有名な別れの言葉で締めくくった。「バンドを代表して、ありがとう。オーディションに合格してるといいけど」
- 出身地
- Liverpool, England
- 結成
- 1960年