Zedd

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Zeddについて

2012年にデビューアルバム『Clarity』をリリースした時、Zeddにははっきりさせたいことがあった。「#CLARITYは音楽がすべてだ」と、彼はツイートしたのだ。「EDMのMの部分さ」。それは記録的な速さでレイヴシーンのトップへ駆け上ったZeddが、これまでのアーティストとは決定的に違っていた点だ。1989年生まれのロシア系ドイツ人プロデューサー、本名アントン・ザスラフスキーは、Dioramicというポスト・ハードコアバンドでギターを弾いていた時代を経て、2010年にリミックスコンテストで2度優勝してエレクトロニックシーンに登場。その後間もなくして、スクリレックスの「Scary Monsters and Nice Spirits」とレディー・ガガの「Born This Way」のリミックスで頭角を現した。そして2011年の「Shave It」など、初期のシングルが成功を収め、一部のファンに“complextro”と呼ばれたレーザー攻撃のような荒々しいエレクトロハウスのアンセムが人気を博したが、こうしたにぎやかなシンセサウンドは実は二次的なもので、彼の真の関心がソングライティングにあることはすぐに明らかになった。2015年のセカンドアルバム『True Colors』ではフェスティバルで打ち上げる花火のような華やかさを、洗練されたコーラスや巧みなコード進行に変換してみせた。またロジックやトロイ・シヴァン、セレーナ・ゴメスなどのゲストアーティストを迎え入れた作品でもあり、それ以来、彼は幅の広さを証明し続けている。2017年にアレッシア・カーラと共演した「Stay」では、魅惑的なまでにそぎ落とした(そして胸が張り裂けそうなほど哀愁を帯びた)フォームの中にトラップのドラムと滑らかなボコーダーを投入し、一方で2018年の「Happy Now」では、きらめくオルゴールのようなビートとZedd特有の切なくエモーショナルなコーラスの上に、アコースティックギターの音色をちりばめる。そして2018年の「The Middle」では、何人もの人気ボーカリスト(カーリー・レイ・ジェプセン、デミ・ロヴァート、カミラ・カベロ)を試してみた結果、最終的にはポップなEDMシーンではほとんど無名のカントリーシンガー、マレン・モリスを起用したのだ。モリスの粗削りな魅力のあるセンスとZedd自身のシリコンのような光沢を放つサウンドを足して2で割ってみせたことで、彼は再び自らの多様性に加え、スターを見抜く才能も証明したのだった。

出身地
Saratov, Russia
生年月日
1989年9月2日
ジャンル
ダンス

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