- Americana · 1997年
- Americana · 1998年
- Conspiracy of One · 2000年
- Ixnay on the Hombre · 1996年
- Rise and Fall, Rage and Grace · 2008年
- Conspiracy of One · 2000年
- Smash (2008 Remaster) · 1994年
- Ixnay on the Hombre · 1996年
- Americana · 1998年
- Smash (2008 Remaster) · 1994年
- Splinter · 2003年
- Let The Bad Times Roll (Deluxe Edition) · 2021年
- Conspiracy of One · 2000年
必聴アルバム
- 1994年
アルバム
- 2012年
- 2003年
- 2000年
- 1998年
- 1996年
- 2022年
- 2021年
- 2021年
- 2021年
- 2012年
アーティストプレイリスト
- エンターテイナーとしてのセンスも抜群。楽曲はサーフィンなどエクストリーム系スポーツにも数多く起用。
シングル&EP
ベストアルバム、その他
- 2010年
- 2005年
もっと聴く
The Offspringについて
ニルヴァーナが登場した後の1990年代、あらゆるタイプの異端児がアンダーグラウンドシーンから台頭し、MTVの栄光を求めて勝負に出たが、この時代に最も売れたインディーアルバムがスケートパンク界のいたずら者から生まれようとは誰も予測できなかっただろう。1984年カリフォルニア州オレンジ・カウンティで、リードシンガーのデクスター・ホーランドとベーシストのグレッグKによって結成されたThe Offspring(元のバンド名はManic Subsidal)は、南カリフォルニアのハードコアシーンの第一線で10年近く活動を続ける。その後、ギャングの暴力をテーマにした、リードギターのヌードルズによる蛇使いのようなフレーズと、ラテン系のアクセントで叫ぶキャッチフレーズが印象的な奇抜なロックチューン「Came Out and Play」で、オルタナシーンに不意打ちを食らわせた。この曲を目玉にした1994年のサードアルバム『Smash』には、強力なシングル「Gotta Get Away」と「Self Esteem」が収録され、モッシュピット向けのパンクとフックを効かせたハードロックの落としどころをさらに深く掘り下げていった。本アルバムは、同じくカリフォルニア出身のGreen Dayがこじ開けたメインストリームのポップパンクの扉を勢いよく通り抜け、インディーレーベルのエピタフ・レコードにとっては歴史的なセールス数を記録する。しかし、Green Dayがよりシリアスな方向へ向かう中、オフスプリングは1998年の大ヒット作『Americana』でもコミカルな路線を推して大成功を収め、「Pretty Fly (For a White Guy)」ではギャングスタラップのカルチャーに憧れる白人キッズをからかい、たかり屋に対抗するスカ調のアンセム「Why Don’t You Get a Job」をワープドツアー(2019年まで開催されていたアメリカ最大のロックフェスティバル)世代の「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」へと仕立て上げた。世界最大級のオルタナティブロックバンドの座に落ち着いたThe Offspringだったが、21世紀になると作品リリースのペースは落ちるようになる。しかし2007年にリリースしたディスコグルーヴのメガヒット曲「You’re Gonna Go Far, Kid」や、2015年にチャートを席巻したグラムロックチューンの「Coming For You」が証明した通り、このバンドは勝負に出ると決めたときにはいつでも勝つ気満々なのだ。
- ジャンル
- ロック