最新リリース

- 2022年11月25日
- The Shape I'm Takin' - Single
- 1曲
- Stadium Arcadium · 2006年
- By the Way · 2002年
- By the Way · 2002年
- Stadium Arcadium · 2006年
- Californication (Remastered) · 1999年
- The Getaway · 2016年
- Californication (Remastered) · 1999年
- Californication (Remastered) · 1999年
- Dani California - EP · 2006年
- Blood Sugar Sex Magik · 1991年
必聴アルバム
- 1991年
- 2022年
- 2016年
- 2011年
- 2006年
アーティストプレイリスト
- レッチリの愛称でも知られるレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。その魅力を凝縮。
- パンクとニューウェイブから抽出、ミックスし確立したレッド・ホット・チリ・ペッパーズのサウンド背景。
- ZaneがAnthony Kiedisにバンドのニューアルバム『Unlimited Love』について聞く。
ベストアルバム、その他
レッド・ホット・チリ・ペッパーズについて
“俺たちはハリウッドのキッズ代表/ハリウッドが俺たちの生きる場所だ (We represent the Hollywood kids/Hollywood is where we live)”と、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下、RHCP)は1987年の「Organic Anti-Beat Box Band」で宣言した。それから数十年経った現在でも、オルタナティブロックのアイコンとして君臨する彼らは、LAに宿る陽気で怪しげな魅力の全てを音楽の中で体現している。1983年、リードボーカルのアンソニー・キーディス、ベーシストのマイケル・“フリー”・バルザリー、ギタリストのヒレル・スロヴァク、ドラマーのジャック・アイアンズがバンドを結成。彼らのサウンドは、Black Flagの怒りに燃えたハードコアパンクと、パーラメントの官能的なファンクを融合させたようだった。凶暴なエネルギーを放つスラップ・ベース、不条理なユーモア、そしてソックスの戦略的な活用(股間にソックスだけを装着して、全裸でアビイ・ロードの横断歩道を渡るパロディ的なジャケットなど)によって、RHCPは1980年代を通してカレッジラジオの定番曲として親しまれていたが、1988年にスロヴァクが薬物の過剰摂取で命を落とし、続いてアイアンズも鬱病が原因でバンドを脱退。この一連の出来事によって、RHCPのDNAは永久に変わってしまう。その後、筋骨たくましいドラマーのチャド・スミスと神童ギタリストのジョン・フルシアンテのバンドへの加入が功を奏し、ハードにロックした1989年リリースのアルバム『Mothers Milk』がゴールド認定される。オルタナティブ革命が激化する時代の中で、RHCPは1991年の『Blood Sugar Sex Majik』でモッシュピットのキングとして浮上した。一方このアルバムはフリーとフルシアンテのプレイに宿るメランコリックな一面もあらわにし、大ヒットを記録したスローナンバー「Under the Bridge」では、キーディスが自身のつらい過去を清算するための感情を吐き出した。マルチプラチナを獲得した『Blood Sugar Sex Majik』の成功はしかし、フルシアンテをドラッグ漬けの隔離生活へと追い込むことになってしまう。その間バンドはジェーンズ・アディクションのギタリストのデイヴ・ナヴァロを迎えて、活動を継続。そしてクリーンになったフルシアンテが復帰した1999年の大ヒット作『Californication』は、バンドの土台にあったファンクロックサウンドにひねりを加え、厳しい現実を突き付ける教訓のような曲が並ぶアルバムに仕上がった。21世紀に入り、2009年にフルシアンテが多作なソロキャリアに集中するために再び脱退した後でも、彼らはチャートの頂点に君臨し、フェスティバルのヘッドライナーを務め続けた。そしてバンドは、2019年にもう一度フルシアンテを迎え入れる。この事実は、彼の技巧的なスタイルが、バンドに無限の活力を与える特別なスパイスのような役割であることを裏付けたのだった。
- 出身地
- Los Angeles, CA, United States
- 結成
- 1983年