PUNPEE

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PUNPEEについて

オーセンティックなヒップホップを継承し、フリーフォームにアップデートしている唯一無二のラッパー/トラックメイカー。PUNPEEはフレッシュなアイデアとハードコアなマナー、キャッチーさとナードな側面を奇跡的なバランスで併せ持つ。2006年に「ULTIMATE MC BATTLE」東京大会、2009年にサンプラーバトルで優勝を果たすなど、ラッパー、ビートメイカー両面のスキルとセンスを磨いてきた。実弟の5lack、GAPPERとのユニット、PSGとして2009年にアルバム『David』を発表し、ヒップホップシーンにとどまらない幅広い層から注目を集める存在となった。ラッパーとしては、洋邦のヒップホップクラシック、アメリカンコミックや映画などからのマニアックな引用をふんだんにちりばめて、ストーリーや独自の世界観をみずみずしく描き出す。一方、トラックメイカー、プロデューサーとしても、主流のヒップホップから自由奔放なアイデアをまとめ上げた遊び心あふれるトラックまで、DJの経験に培われた構成力によってポップに具現化。新たなヒップホップクラシックとなったSTUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」をはじめ、宇多田ヒカル「光 (Ray Of Hope MIX)」や曽我部恵一「サマー・シンフォニー Ver.2 (feat. PSG)」、加山雄三「お嫁においで2015 feat. PUNPEE」、星野源「さらしもの (feat. PUNPEE)」といった幅広いジャンルの客演曲やリミックスによって、日本の音楽シーンにおけるPUNPEEの存在感は飛躍的に高まった。2017年にはソロとして初のアルバム『MODERN TIMES』をリリース。未来を舞台に、年老いたPUNPEEによる昔語りから現代を振り返るというSF映画的なコンセプトのもと、これまでのキャリアを総括するように、サウンド、リリック共に、膨大なアイデアを注ぎ込んだ。そして2020年のEP『The Sofakingdom』では、「夢追人」でKREVAと初共演。両者ともにラッパー/DJ/トラックメイカーとして、日本のヒップホップシーンにおける傑出したオールラウンダーであり、世代を超えたコラボレーションとなった。固定概念にとらわれない自由な発想から、ラップとトラックメイクの両面で高い精度と鮮度で具現化する才能にこそ、PUNPEEのオリジナルな作品世界の秘密がある。

出身地
Tokyo
ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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