Metro Boomin

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Metro Boominについて

後にMetro Boominとなる少年(本名Leland Tyler Wayne、1993年生まれ)が本気でラップミュージックに取り組むと決意した時、彼は仕事帰りの母親を捕まえて、分厚い緑色のフォルダーを見せた。そこに入った書類には彼が望むことのリストと、5か年計画が記されていた。彼の母親は感心した。彼はすでに数年にわたって曲作りをしており、SNSでさまざまなレーベルのA&Rに連絡をして、コネクションを作っていたのだ。しかも彼は、それまでに何度か報酬すら得ていた。高校を卒業するころには、グッチ・メインやOJ da Juicemanと曲作りができるように、彼と母親はセントルイスからアトランタまで8時間もかけて車で通った。もちろん、彼がその光栄なコラボレーションを続けることが条件だった。彼がアトランタのモアハウス大学の1年生になって数か月たった時、両方を続けるのはあまりにもハードで、無理なことが明らかになった。母親は彼を叱った。しかし、トラップをシネマチックに壮大に発展させた、華やかでムードのある彼の強烈な作品群は、すでに無視できない魅力にあふれていた。母親に見せた緑色のフォルダーが実証されていたのだ。フューチャーの「Mask Off」「Low Life」、ミーゴスの「Bad and Boujee」、ポスト・マローンの「Congratulations」、21サヴェージの「Bank Account」、Kodak Blackの「Tunnel Vision」。これらはその後の彼が手掛けた曲の一例だ。どれもが2010年代ラップの決定的な曲であり、他のコラボレーターたちやアトランタ出身のSonny Digital、Southside、TM88、Zaytovenらの曲と並んで、ヒップホップのサウンドとフィーリング、そしてカルチャーを再形成した。そして、フルアルバムのコラボレーションや、エグゼクティブプロデューサーとして手掛けた作品など、より長い形式の作品にも取り組んだことで、彼は著しく有名なプロデューサーになったばかりか、ムーブメントを築いていくために、ビートメイキングの仕事を超えた幅広いビジョンに向かうこととなった。そして何年かトッププロデューサーとして活躍し、13回もプラチナ認定を獲得した後、2018年、彼は25歳の誕生日の数か月後に自身のアルバム『NOT ALL HEROES WEAR CAPES』を発表したのだった。

出身地
United States of America
生年月日
1993年9月16日
ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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