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- 2024年2月29日
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ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団について
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団はドイツにおいて最も古いオーケストラの一つであり、長い歴史の中で育まれてきた伝統に裏打ちされたリッチなスタイルで高い評価を確立している。始まりは、1743年に商人たちの出資によって発足した小さな市民オーケストラだった。1781年、オーケストラは織物商人の建物の上階にコンサート会場を作る。現在まで受け継がれている会場名である“ゲヴァントハウス”はドイツ語で“織物会館”を意味する言葉なのだ。1789年にはモーツァルトがこのホールで同楽団と共演した。2代目のホールがオープンした後の1835年にはフェリックス・メンデルスゾーンが音楽監督に就任し、“ゲヴァントハウス・カペルマイスター”という現在まで受け継がれている称号を得ている。その後、ブラームス、チャイコフスキー、グリーグ、リヒャルト・シュトラウスといった偉大な作曲家たちがオーケストラを指揮して自作曲を演奏した。第2次世界大戦後、ライプツィヒはドイツ民主共和国(東ドイツ)の一部となる。この東ドイツ時代終盤の困難な数十年間(1970~1996年)にカペルマイスターを務めたクルト・マズアは、現在も使用されている3代目ゲヴァントハウスの建設を取り仕切り、1981年にオープンさせた。以来、ヘルベルト・ブロムシュテット、リッカルド・シャイー、アンドリス・ネルソンスといった名指揮者たちがカペルマイスターを務めており、それぞれが、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブルックナー、マーラーなど、ドイツとオーストリアのロマン派をメインに、多くのレコーディングも行っている。また、レギュラーの活動としてバッハが合唱指揮者を務めたライプツィヒの聖トーマス教会でバッハの聖楽を演奏する他、ライプツィヒ歌劇場付きのオーケストラとしての役割も果たしており、同劇場において、とりわけワーグナーやリヒャルト・シュトラウスのオペラで優れたパフォーマンスを披露している。
- 出身地
- Leipzig, Germany
- 結成
- 1743年
- ジャンル
- クラシック