BUMP OF CHICKEN

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BUMP OF CHICKENについて

BUMP OF CHICKENの活動を振り返るとき、その変化に着目する人は多い。

2015年の大晦日、彼らは『第66回 NHK紅白歌合戦』への出演を果たした。テレビにあまり出ないことで知られるこのバンドが国民的音楽番組でパフォーマンスを披露する姿は、その変化を象徴する光景だったと言えるだろう。そこで演奏された楽曲「ray」もまた、彼らの変化を象徴する1曲だった。同曲は、2014年にボーカロイドアイドルの初音ミクをフィーチャーしたバージョンがリリースされ、多くのファンを驚かせた。さらに、2016年リリースの『Butterflies』では、タイトルトラックでEDMへの接近を見せたこともあった。こうした変化を目の当たりにしたとき、活動初期から彼らを見守ってきたファンは戸惑ったかもしれないが、それまで彼らのことを知らなかった人たちにその存在を知らしめたのも事実だろう。BUMP OF CHICKENは、絶え間ない変化によって、その存在感を増してきたとも言える。

一方この変化が、逆説的に教えてくれたのが、彼らの本質の変わらなさだった。幼稚園の同級生だった藤原基央(Vo/G)、増川弘明(G)、直井由文(B)、升秀夫(Dr)が中学校で再会し、前身バンドを経て1996年に活動開始したBUMP OF CHICKEN。4人が20歳を迎える前の1999年3月に、初のアルバム『FLAME VEIN +1』をリリースした。鮮烈なギターロックサウンドと、藤原の手掛けるグッドメロディ、そして心の機微や青春の迷いを丹念に織り込んだ壮大なストーリーテリングが話題となり、インディーズ時代から注目されていた。2000年9月にシングル『ダイヤモンド』でメジャーデビューを果たした彼らは、2001年にリリースされたシングル『天体観測』でその人気を不動のものとする。同曲が収録された2002年のメジャーファーストアルバム『jupiter』は週間チャート1位を記録した。巧みな比喩とつぶさな感情表現を織り交ぜてメッセージ性豊かな歌を紡ぎ出し、それを親しみやすくスッと胸に染み入る楽曲へと昇華させる魔法のような手さばき……このころから彼らが持ち続けている本質的な魅力は、先述した変化の中でも一貫していた。

進化のために変化をいとわない姿勢と、形を変えても変わらない本質。この二つを兼ね備えているからこそ、BUMP OF CHICKENは唯一無二の存在であり続けられるのだろう。

出身地
Sakura, Japan