Controversy

Controversy

1981年発表の通算4作目。アナログシンセの不穏なリフレインと、官能的なギターカッティング、一つのビートを延々と刻み続けるドラム。7分超のタイトル曲 "Controversy" と、続く "Sexuality" を聴けば、本作の濃密な世界から抜け出すことはできないだろう。アルバムタイトルの意味は"論争"。そこには、この音楽をどう受け止める?という問いかけが込められているかのようだ。LP時代のB面に相当する "Private Joy" 以降の5曲では、リズムマシンによる過激なビートメイクが炸裂。これまでと同じく一人多重録音によって制作されているが、後にザ・レヴォリューションの一員として知られるようになる Dr. Fink や Lisa Coleman、Bobby Z. らも一部に参加。

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