オリヴィア・ロドリゴ が影響をうけたサウンド

彗星（すいせい）のごとく登場し、Z世代を代表するスターとなったオリヴィア・ロドリゴのデビューアルバム『SOUR』には、2000年代生まれの彼女がどんなアーティストに憧れ、インスパイアされてきたのかが素直に反映されている。例えばテイラー・スウィフトやロードから受け継いだ、思春期の等身大を歌うポップソングの数々や、カントリーやフォークの影響を受けた、飾らないストーリーテリングだ。また、パワフルなギターチューンにはパラモアのポップパンクや、1990年代のオルタナティブロックへの深いリスペクトが感じられるだろう。先達からオリヴィアが受けた影響は、彼女の若いファンへとさらに受け継がれていくはずだ。