はじめての フジファブリック

ほとんどの楽曲で作詞作曲を手がけた志村正彦が率いたバンド、フジファブリック。2009年に志村が急逝し解散の危機に直面するが、残されたメンバー3人はバンド存続を決断。それまで隠れていた彼らの才能が爆発した新体制初のアルバム「STAR」で、まさに綺羅星のごとく再生を遂げる。バンドが3ピースとなった後に、ファンになった10代のリスナーも少なくないかもしれない。ロックにポップス、サイケにダンス、エレクトロと万華鏡のように多彩なサウンドは稀少かつ貴重な存在で、ライブバンドとしても高い評価を集める。