小原 礼:セッションミュージシャン

小原 礼:セッションミュージシャン

1970年代初めから、数多くのバンドやセッションで活躍、優れた音楽性と心地よいグルーヴで、国内外のトップミュージシャンから絶大な信頼を得るベーシスト、小原 礼。1971年、サディスティック・ミカ・バンドのメンバーとなって注目を集め、その後、深町純、坂本 龍一、渡辺香津美のバンドKYLYN(キリン)など、ジャズ&フュージョン系のアーティストとの共演、その演奏力の高さから人気セッションミュージシャンの一人となる。1970年代後半に渡米して、ボニー・レイット他、多くの海外アーティストとも共演、トップベーシストの地位を不動のものにした。1988年には、初リーダー作『Picaresque』をリリース。緻密に構成された骨太なロックサウンドで、アーティスト/アレンジャー/プロデューサー/作曲家としても高い評価を獲得。そのメロディアスでサウンド全体を包み込むような演奏は、林 立夫、高橋幸宏、村上"ポンタ"秀一、屋敷豪太など、日本を代表するドラマーから愛されている。1990年代以降は、福山 雅治や奥田民生、私生活のパートナーでもある尾崎亜美など、多くのミュージシャンのサポートや、VITAMIN-Q、The Renaissance、TEXLYNX他、多数のユニットを結成。そして2021年には、鈴木茂、林 立夫、松任谷正隆と学生時代に組んでいたバンド、SKYEの初のアルバムをリリースするなど、精力的な活動を続けている。