

UK出身のポップアイコン、サム・スミスは、自身の公演『GLORIA the tour』のエネルギーを“喜び、芸術、セックス”という三つのシンプルな言葉で表現する。このようなショーを行うことを生涯ずっと心待ちにしており、特に数年間のロックダウンの後はそわそわしていたと、スミスはApple Musicに語る。「パンデミックの間は長きにわたって、人々が一堂に会してライブイベントを体験することがかなわなかった」とスミスは言う。「このショーはあらゆる感覚に訴えかけ、最も壮観なコーラスラインを結集する」。コンサートのプロダクションには、限界を押し広げた政治的な作品で知られる、フランスのマルセイユを拠点に活動する集団、(LA)HORDEが振り付けを担当。さらにヴァレンティノによる素晴らしいカスタムメイドの衣装がフィーチャーされる。スミスにとって、このパフォーマンスはある種の凱旋(がいせん)でもあるそうだ。「ようやく素晴らしいファンに会うことができるし、ライブでしかできない形で、みんなで一緒にアルバム『Gloria』を祝福することができる」