はじめての ルネ・フレミング

はじめての ルネ・フレミング

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の女王、ルネ・フレミング。歌手活動の初期には主にモーツァルトのヒロインたち、『フィガロの結婚』の伯爵夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルディリージなどを歌った。またドヴォルザークの『ルサルカ』のヒロインも当たり役の一つだ。1959年、ペンシルベニア州インディアナに生まれ、ニューヨーク州で育った。年齢を重ね、リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』の元帥夫人など、より演技力の必要とされる難しい役を歌っている。アンドレ・プレヴィンのオペラ『欲望という名の電車』のブランチ役など現代の作品にも挑戦した。