はじめての ユーディ・メニューイン

はじめての ユーディ・メニューイン

1916年、ニューヨーク生まれ。7歳でサンフランシスコ交響楽団と共演し、神童と呼ばれた。華々しい演奏活動の一方で、アメリカに移住したハンガリーの作曲家ベーラ・バルトークに無伴奏バイオリンのソナタを委嘱し、バルトークはその作品をメニューインに献呈した。また第二次世界大戦後は敵国だったドイツを訪れるなど、戦後の和解に取り組んだ演奏家でもあった。若い時代から録音を行っており、抜群のテクニックと音色の美しさが記録に残されており、彼の録音の多くが歴史的な価値を持つものである。イギリスにユーディ・メニューイン音楽学校を設立。その学校から出た有名演奏家も多い。1985年にはイギリスに帰化した。