はじめての ピエール=ロラン・エマール

はじめての ピエール=ロラン・エマール

1957年、フランスのリヨンに生まれたピエール=ロラン・エマールは、20世紀フランスの作曲家、オリヴィエ・メシアンの夫人としても知られるイヴォンヌ・ロリオからピアノを学び、1973年にConcours Olivier Messiaen(オリヴィエ・メシアン国際コンクール)で優勝。まだ10代だった1977年に、ピエール・ブーレーズが主宰するアンサンブル・アンテルコンタンポランに専属ピアニストとして招かれるなど、早くからその才能を発揮した。その後は数々のトップオーケストラや世界的に有名な指揮者たちと共演を重ね、現代を代表するヴィルトゥオーゾの一人として活躍している。このプレイリストには、メシアンをはじめとする得意の現代音楽や、母国の大作曲家たちの手による作品などがラインナップされ、ソロピアノをメインに、巨匠指揮者が率いるオーケストラとの共演も収録。完璧なまでの演奏技術と、深い精神性に裏打ちされた豊かな音楽性に、存分に浸ることができる。