はじめての ダニール・トリフォノフ

はじめての ダニール・トリフォノフ

1991年ロシアのニジニ・ノヴゴロドに生まれたピアニスト、ダニール・トリフォノフ。8歳のときから数々の国際的なコンクールでの入賞や優勝を重ね、2010年のショパン国際ピアノコンクールで3位、翌年のチャイコフスキー国際コンクールにおいて優勝の栄誉に輝くなど、20歳にして国際的な音楽シーンでの存在を確たるものにした逸材。卓越した演奏技術と詩的とも言える音楽表現で、フランツ・リストやフレデリック・ショパンといったピアニズムの王道に真正面から向かう姿が素晴らしい。ソロや協奏曲は言うまでもなく、室内楽曲でも抜群のセンスを発揮する。