はじめての ジャクリーヌ・デュ・プレ

はじめての ジャクリーヌ・デュ・プレ

1945年に英国オックスフォードで生まれたチェロ奏者。16歳でデビューするとすぐさま世界的な注目を集めた。しかし、難病に侵され演奏が困難な状態に陥った彼女は、28歳で事実上の引退を余儀なくされ、42歳の若さでこの世を去った。ここには、わずか12年の短すぎた演奏家人生の間に残した、珠玉の音源が詰め込まれている。キャリアを象徴するレパートリーだった、エルガーのチェロ協奏曲でのほとばしる熱情。ハイドンのチェロ協奏曲第1番の力強さとスピード感。夫だったダニエル・バレンボイムとの共演によるブラームスのソナタでの深い音色。世紀を超えて永遠に聴きつがれ、語りつがれていくだろうジャクリーヌ・デュプレの演奏を心ゆくまで堪能できるプレイリスト。