朝焼けの焦燥と夕焼けのロマンを抱え、青春期のロックンロールを奏で続ける3ピースバンド。2012年、ヤマグチユウモリ（G/Vo）、ナガマツシンタロウ（Dr）を中心に大分で結成され、2015年にイワオリク（B）が加入する。1970年代ブリティッシュロックの香りを漂わせながらも、情緒のある日本語詞や甘美な歌心でもって、刹那（せつな）的でかけがえのない感情を普遍の音楽に刻みつける。疾走感のあるバンドアンサンブルと、その声の向こうに物語が透けて見えるヤマグチのエモーショナルなボーカルが人気を呼び、2018年にはミニアルバム『夢うつつ』をメジャーよりリリース。2021年にはスケールも力強さも増したロックアルバム『3』でバンドの存在感を示した。