スチャダラパー

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  • 5th WHEEL 2 the COACH

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スチャダラパーについて

ヒップホップならではの自由な発想を日本社会のリアルな生活感の中に巧みに落とし込んで、強面なヒップホップにはあまりなじみのない層までを巻き込んでその音楽の楽しさを日本に定着させたグループ、スチャダラパー。メンバーはラッパーのBoseとANI、DJ/プロデューサーでANIの実弟のSHINCOの3人。日本の人気刑事ドラマのテーマ曲を大胆に使ったライブパフォーマンスで鮮烈にシーンに登場すると、マンガ、ゲーム、お笑いなど、日常生活に当たり前に存在するテーマを取り上げた。Boseのよく通る声質を生かして心地よくリズムを刻むラップ、一声出すだけで強烈な存在感を放つANIの絶妙な掛け合い、そしてSHINCOの手によるファンキーなサウンド。その組み合わせは、ふざけているようでありながらユーモアのセンスだけでなく批評性やアート性をも感じさせ、日本ならではのヒップホップを作り出して、音楽シーンに新たな地平を切り開いてきた。ハードコアなヒップホップ通もうならせた1995年の『5th WHEEL 2 the COACH』や1998年の『FUN-KEY LP』といったクラシックなアルバムを残している一方で、小沢健二と共演して大ヒットを記録した1994年の「今夜はブギー・バック」、電気グルーヴと共演した2005年の『電気グルーヴとかスチャダラパー』、RHYMESTERと共演した2020年の「Forever Young」といったコラボレーション作品も人気が高い。また、あまり指摘されることはないが、コラボレーションなどの企画作品を除くと、1990年のデビュー以来、基本的にはBoseとANIによるラップとSIHNCOによるトラックで楽曲を作り続けてきている点も無視できない。そもそもスチャダラパーほどに長い期間、メンバーが変わることも活動停止期間を挟むこともなくコンスタントに活動し、多くの楽曲を残してきたヒップホップグループ自体、海外でも多く存在しない。そうした意味でも、実はスチャダラパーは世界的にも極めてまれでユニークなヒップホップグループなのだ。

出身地
Japan
結成
1988年7月
ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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アフリカ、中東、インド

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ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ