Rex Orange County

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Rex Orange Countyについて

“いつも自分らしくいようと必死だけど、僕は一体誰なんだ?(Always strive to be myself, but who am I?)”と、16歳のAlex O’Connorは自宅の寝室から歌いかける。そのラウンジ風のR&Bに影響を受けた「Rex (Intro)」は、彼がRex Orange Countyとして公式に自己紹介した楽曲だ。世界にうんざりしながら自己認識と自己不信の間を揺れ動く気持ちに駆り立てられ、シンガー/ソングライターの彼はローファイポップ、ソフトロック、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、そしてスポークンワードを融合させた豊かなサウンドを生み出している。1998年生まれでサウス・イースト・イングランドのグレイショットという村で育ったO’Connorは、あらゆるものを吸収して実行するZ世代アーティストの典型だ。Rex Orange Countyという名義は、彼のニックネームの「the O.C.」に由来している。彼が影響を受けたアーティストはスティーヴィー・ワンダーからGreen Day、ドゥービー・ブラザーズまでと幅広く、時にフランク・オーシャンやエイミー・ワインハウスを思い起こさせる一方で、フィオナ・アップルのような詩的なセンスで意識の流れを表現してみせることもある。それが一つになったとき、彼のサウンドは誰にも似つかない唯一無二のものとなる。2015年のデビューアルバム『Bcos U Will Never B Free』は、プロデュースもリリースも自身で手掛けたものだ。そこには愉快なほど何の制約もなく、ボーカルサンプルやぼやけたキーボード、ゆるいギター、断片的なビートを混ぜ合わせた夢見心地のサウンドに合わせてパーソナルな歌詞がつづられる。そして2017年には、Benny Singsと組んだ「Loving Is Easy」で完璧なまでのセンチメンタルなグルーヴを披露し、アルバム『Apricot Princess』ではグラムロックと壮大なオーケストラのタッチを織り込み、さらにタイラー・ザ・クリエイターのアルバム『Flower Boy』で2曲のコラボレーションを果たした。その2年後にリリースされた『Pony』(2019年)で、彼のおおらかで爽やかで時代もジャンルも超越する独自のサウンドが完全に確立された。それでも彼の野望の核心には、向上心とありのままでいることを巡る闘いがある。「僕がなりたいのは」と、彼はApple Musicに語る。「僕のままで、すごく評価の高い人たちみたいになるって感じかな」

出身地
Grayshott, Hampshire, England
生年月日
1998年5月4日
ジャンル
オルタナティブ

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アフリカ、中東、インド

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