イゴール・レヴィット

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イゴール・レヴィットについて

ベルリンを拠点とするピアニスト、イゴール・レヴィットは、パンデミックの初期にTwitterで配信した一連のリサイタル「Hauskonzert(ハウスコンサート)」で、ベートーヴェン、バッハ、さらにはビリー・ジョエルなどの楽曲を奏で、何千人もの視聴者を魅了した。その非の打ちどころのないテクニックはもとより、このような進取の気性と音楽的視野の広さが、彼の音楽家としての重要性を高めている。1987年にロシアで生まれたレヴィットは8歳の時、家族と共にドイツに移住し、ハノーファー音楽演劇大学で学んだ。2013年にリリースしたソニーからの最初のアルバムでベートーヴェンの後期のピアノソナタを録音して注目を集めると、2019年には同作曲家のソナタ全集を発表して絶大な評価を得た。しかしレヴィットは、一流のベートーヴェン弾きとして認知される一方で、上述の通り、オンラインリサイタルなどではレパートリーの幅広さを見せるなど、その独自のアプローチはリスナーを刺激し続けている。2015年のアルバム『Bach, Beethoven, Rzewski』では、バッハのゴルトベルク、ベートーヴェンのディアベッリ、そしてポーランド系アメリカ人の現代作曲家FREDERIC RZEWSKIの『The People United Will Never Be Defeated!』という三つの変奏曲を対比させ、強い印象を残した。RZEWSKIの変奏曲は、レヴィットがかつて急病のピアニストの代役を務めたリサイタルで弾いて以来、重要なレパートリーとなったもので、2人はこの偶発的な出来事をきっかけに親交を深め、Rzewskiは『Nanosonatas』の第2集をレヴィットに献呈している。

出身地
Nizhny Novgorod, Russia
生年月日
1987年
ジャンル
クラシック
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