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- 2025年7月14日
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バッド・バニーについて
2020年初頭、バッド・バニーは当時のニューアルバム『YHLQMDLG』についてApple Musicのインタビューに答えている。彼のデビューアルバム『X 100PRE』(2018年)は、ラテントラップが持つ本来のスピリットを希釈することなく、見事なまでに世界各地のオーディエンスに届けたが、2作目はもっといいものを出さなくてはというプレッシャーを感じていたのか、という質問に対して、彼はこう答えた。「正直に言えばプレッシャーはない。逆に、全く“違うもの”にしたかった」。コラボレーターのJ. バルヴィンと同じく、“El Conejo Malo”(スペイン語でバッド・バニーの意)はラテンカルチャーの世界進出のシンボルとなり、彼独自の考えを突き詰めることで、現代ポップのイメージ、サウンドや流れを書き換えている。そもそもアルバムタイトルの『YHLQMDLG』は、スペイン語の“Yo hago lo que me da la gana”の頭文字から来ているが、それは、“自分のやりたいことをやる”という意味なのだ。1994年に生まれ、1990年代半ばにはプエルトリコのベガ・バハで幼少期を過ごしたバッド・バニー(本名Benito Martínez Ocasio)は、レゲトン、メレンゲ、サルサなど幅広いラテン音楽に夢中になった後、アメリカ生まれのヒップホップと出会った。彼の数々の代表作はただ単に伝統と未来志向、ラテンとグローバルを融合したものではない。曲の中に、個人の弱さ(「Vete」)や女性に対する性的暴力(「Yo Perreo Sola」「Bellacoso」)など、男性ラテン系アーティストにおける新たなテーマを描き出し、それによって彼は、LGBTQコミュニティや社会的前衛派のロールモデルであるとともに、よき理解者となった。さらに、Apple MusicのUp Nextアーティストにも選ばれたバッド・バニーは、2020年にはスーパーボウルでのパフォーマンスを行った。その時を振り返り、リハーサルに入るまでは、事の重大さをほとんど理解していなかったと述べている。いざ照明がついたときに、初めてピンときたという。「まさにそこにいたんだ」と彼は語る。「ついにここまで来たって感じで。信じられない。頂点まで上り詰めたんだ」
- 出身地
- Vega Baja, Puerto Rico, United States
- 生年月日
- 1994年3月10日
- ジャンル
- Urbano latino