最新リリース
- 2023年5月31日
- 1曲
必聴アルバム
- スワヒリ語で"花"と"殺す"を意味するという名前を持ち、その名の通り花と棘を併せ持つパワフルな歌声を聴かせる女性シンガーソングライター、UA 。藤原ヒロシのプロデュースで1995年にデビューした彼女は、もともとはソウル/R&Bマナーのシンガーというイメージが強かったが、1996年にリリースしたこのデビュー・アルバム「11」でその枠を打ち破ってブレイクを果たし、その圧倒的な存在感と評価を不動のものにした。MONDO GROSSOのShinichi Osawaプロデュースの"リズム"、元MUTE BEAT/RJWの朝本浩文プロデュースの"雲がちぎれる時"や"情熱"のアルバムバージョンといった代表曲はもちろん、変則的なブレイクビーツの"バラ色"、ほのぼのとしたグルーヴと優しい歌声が心地いい"水色"など、個性的なプロデューサーによるさまざまなタイプの曲が収録されていながら、アルバムとしての統一感が保たれているのは、この時点で既に風格すら感じさせる彼女の声が確固たる芯になっているからこそ。
- 2016年
- 2014年
- 2010年
- 2010年
- 2009年
- 2007年
- 2006年
- 2022年
- 2022年
- 2022年
- 2021年
- 2023年
- 2022年
- 2022年
- 2022年
- 2020年
- 2008年
ライブアルバム
- 2004年
ベストアルバム、その他
- 2007年
参加作品
- monk beat
- MONDO GROSSO
UAについて
大阪のジャズクラブで歌っていたところ、その才能を見いだされ、東京、神奈川、沖縄を経て、カナダの島に移住したシンガーのUA。ジャンルや国境を越え、大きな愛のメッセージをその歌声に乗せて届けている。1995年、藤原ヒロシ、朝本浩文のプロデュースの下、シングル「HORIZON」でデビューを果たし、1996年には、クラブミュージックのバックグラウンドから生まれた多彩なサウンドに歌謡曲の要素が宿るデビューアルバム『11』が大ヒット。2000年にはBLANKEY JET CITY解散直後の浅井健一らと4人組バンド、AJICOを結成し、その歌声はロックリスナーをも魅了した。レイ ハラカミがアレンジを手掛けた2002年のシングル「閃光」以降、エレクトロニカやジャズ、民族音楽など、クラブミュージックに限定されないフリーフォームな音楽を追究。2004年には歌のお姉さんとしてレギュラー出演していたNHK教育テレビの番組から派生した童謡集を、2006年にはサックス奏者の菊地成孔と組んだスタンダードジャズのアルバム『cure jazz』を発表するなど、その表現の広がりはUAのボーカルが持つ独創性を際立たせている。2011年、東日本大震災をきっかけに沖縄へ移住。2014年にはカナダの島に拠点を移し、環境や食をはじめ社会の諸問題に対する知見も深めていく。多様なハーモニーやリズムが躍動する2016年のアルバム『JaPo』や2021年のAJICO再結成など、長いキャリアを通じて育まれた大きな歌世界は、世代を超えて新たなインスピレーションを与えている。
- 出身地
- Japan
- 生年月日
- 1972年3月11日
- ジャンル
- J-Pop