

最新リリース

- 2023年3月14日
- Let’s Dance (40th Anniversary Remix E.P.)
- 4曲
- ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック) · 1981年
- Hot Space (Deluxe Edition) · 1981年
- Queen Jewels · 1981年
- The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars (2012 Remaster) · 1972年
- Let's Dance (2018 Remaster) · 1983年
- "Heroes" (2017 Remaster) · 1977年
- Let's Dance (2018 Remaster) · 1983年
- Hunky Dory (2015 Remaster) · 1971年
- The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars (2012 Remaster) · 1972年
- The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars (2012 Remaster) · 1972年
- 2016年
- 2013年
- 2013年
- 2002年
2016年
1983年
1983年
1973年
- デヴィッド・ボウイの類いまれなる才能とその軌跡を知るためのプレイリスト。
- グラムロックの先駆者が創り出した、美しく奇抜な映像の数々を堪能。
- 今もなお絶大な人気を誇るアーティスト、デヴィッド・ボウイのライブの魅力が満載。
- デヴィッド・ボウイの最も実りのある時代であったベルリン期の楽曲を集めたプレイリスト。
- デビューから近年まで、唯一無二のアートを更新し続けたカリスマの軌跡。
- UKロックバンドから、ダンス、ポップシーンのビッグスターまで広く受け継がれるボウイの遺伝子。
デヴィッド・ボウイについて
デヴィッド・ボウイはZiggy Stardust(ジギー・スターダスト)絶頂期のインタビューで、自分は常に他の何かの媒体だという感覚があり、それが一体何なのかはよく分からないと語っていた。ジギーという名の華やかなエイリアン、1970年代後半の気難しい実存主義者、1980年代の洗練されたポップスターなど、次々と装いを変えてきたあらゆる時代においても、彼は独自のやり方で驚くべき一貫性を保ち、その時代におけるカルチャーのバロメーターになると同時にその先の未来までもちらつかせた。ジェンダーの流動性、ロックとエレクトロニックミュージックの混合、インターネットの改革の力といった分野において、ボウイは正確な意味での先駆者ではなかったが、常にいち早くそれらを取り入れ、スタイリッシュに分かりやすく刺激的で、そして何より実現可能な方法で、メインストリームのカルチャーに挑発的なアイデアをもたらす革新的な存在だった。
1947年生まれでロンドンの郊外で育ったボウイ(本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ)は、リトル・リチャードを聴いてロックンロールに目覚めた。自らの創作基盤を見いだすまでに少々時間がかかったが(「ラフィング・ノーム」は心して聴くように)、20代前半にはイギリスのポップシーンにおいて強い影響力を持つようになり、孤独(「スペース・オディティ」)やアイデンティティ(「Changes」)、フューチャリズム(「Life On Mars?」)といったテーマを掘り下げていく一方で、マイムから歌舞伎や前衛演劇まであらゆるジャンルを取り入れたパフォーマンスのスタイルを築き上げた。そうした視覚的アイデンティティの感覚は、彼のキャリアの最後まで失われることがなかった。
30年もの間、ボウイはほぼ1年おきにアルバムを出し続け、1977年の『Low』をはじめとする通称ベルリン3部作では冷ややかでエレクトロニックなオルタナティブ・ロックを、初期のMTVでヒットした『Let’s Dance』(1983年)や『Tonight』(1984年)ではポップ性を探求し、ボウイを中心に1988年に結成されたTin Machineバンド時代はノイジーなサウンドへと回帰、そして『Outside』や『Earthling』など1990年代のアルバムでは疑似インダストリアルサウンドを追求していた。人目を引く多作なアーティストでありながらも、キャリアを重ねるにつれてますます謎めいていった彼は、ポップミュージックの果てにいる気高くストイックな存在だった。最後の2作となった2013年の『The Next Day』と2016年の『Blackstar』(彼が亡くなる2日前にリリースされた)は、ボウイの作品の中でも特に壮大かつ飾り気のないアルバムだった。
最後に制作された楽曲「No Plan」のミュージックビデオは彼の死後、70歳の誕生日にあたる日にリリースされた。そのビデオの中にボウイは現われず、少なくとも動く姿は見せない。その代わり、寂れた電器店のショーウインドーに並んだテレビに彼の静止画が映し出される。ビデオが終わる寸前のわずか数秒間、少しぼやけて見える彼は、もはや人間ではなく、スクリーンに固定されたイメージなのだ。
- 出身地
- London, England
- 生年月日
- 1947年1月8日