Raise!

前作「Faces」のセールス不振、そして中心メンバーの一人アル・マッケイの脱退という逆風の中、起死回生を目指してスピーディーに発表された1981年作。それが見事に当たり、"Let's Groove" の大ヒットを生んだのだから恐るべし。「Faces」でピークに達した管弦楽器の大量投入は一段落し、グッと引き締まったドライなサウンドが特徴。キャッチーなホーンのキメが印象的な "Lady Sun"、シンセベースがうねる "You Are a Winner"、フィリップ・ベイリーの力強く感情豊かなヴォーカルを大フィーチャーした "I've Had Enough"、歪ませたギターリフと幾重にも重なるコーラスが新しい EW&F の香りを運んでくる "The Changing TImes" など、楽曲も粒ぞろい。

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