

The Postal Serviceのメンバーとしても活躍するBenjamin Gibbardをフロントに擁する米シアトルの叙情派インディーロックバンド。2003年リリースの通算4枚目となる本作は、遠距離恋愛をテーマにしたコンセプトアルバムとして制作され、2000年代インディーロックの成熟を象徴する大ヒットアルバム。"The New Year"、"The Sound of Settling"、"Title and Registration"と3曲のシングルカット曲を配し、メランコリックなエモポップ"Tiny Vessels"から、じわじわと高みに上り詰めていくような素晴らしいタイトル曲"Transatlanticism"へとつながる美しい内省への展開。さらにヘヴィなギターが炸裂する"We Looked Like Giants"を経由して最後は心地よいベッドルームポップ"A Lack of Color"で終幕する構成も見事。