健康面で抱えていた問題を克服し、1974年にエリック・クラプトンがリリースしたソロ名義としては2作目となるアルバムで、風通しの良いサウンドに強い情緒を忍ばせた楽曲を数多く収録している。タイトルは彼がレコーディング中に実際に住んでいた米フロリダ州マイアミの住居の所在地。デレク・アンド・ドミノス時代のベーシストであるCarl Radleをはじめ、女性シンガーのイボンヌ・エリマン、ギタリストのジョージ・テリーらも作曲段階からクラプトンを支えた。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのカバー"I Shot the Sheriff"を収録するなど、心機一転、新しい作風へと向かった本作は、USアルバムチャートで1位、UKチャートでは3位を記録し、クラプトンの復活を世に示した。
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