Banquet

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「間違いなく、MAZZELにしか生み出せないアルバムに仕上がったと思います」。MAZZELのEIKIは、セカンドアルバム『Banquet』についてApple Musicに語る。まずは、グループの第1章を刻んだ前作『Parade』について、SEITOは「僕の中では、これから始まるMAZZELのショーのようなイメージがあった」と振り返り、RANも言葉を続ける。「白紙の状態から色をつけていき、“MAZZELとは?”を知っていただく内容だった前作。今回はその色をより鋭く尖らせ、ルーツも好みもスタイルも異なるメンバー各々が輝くアルバムになっています」 ソングライター陣にはSKY-HIをはじめ、☆Taku Takahashi、Taka Perry、SHO from MY FIRST STORY、MONJOEら多彩なアーティストが集結し、メンバー自身も楽曲制作に携わった。「Our Life Is Always Right」では、初めて8人全員で制作に参加。レイドバックしたトラックと響き合う気さくなリリックが、彼らの自然体の空気感をそのまま映し出している。 一方「Get Up And Dance」では、USファンクバンドFreedomの同名曲を基盤に、スチャダラパーが1994年に発表した楽曲を大胆にサンプリング。1990年代ストリートの感覚をモダンにアップデートし、受け継がれてきたカルチャーへのリスペクトと遊び心を込め、グループの新しい色を鮮やかに示している。「これまでの自分たちが歩んできた音楽の証明と、次のステージに向けた宣言を掲げる作品になった」と自信をにじませるSEITO。RANは「聴く人誰もが一緒に楽しめる“宴”のようなアルバムになってほしい」と願いを添える。ここからはEIKI、SEITO、RANの3人に、いくつかの楽曲について解説してもらおう。 J.O.K.E.R. RAN:MAZZELとしても、自分としても一つステップアップした楽曲。ボーイズグループがオールドスクールカルチャーを楽曲やダンスとして取り入れる、その難しさや伝わりづらさを感じていた時に、「どストレートに勝負した楽曲をやらせてほしい」と相談させていただき出来上がりました。特にサビのメロディラインは、初レコーディングの時に衝撃を受けました(笑)。その時の経験は自分の財産でもあります。 Get Up And Dance EIKI:僕たちの仲の良さや多幸感を映し出す、愛に満ちあふれた楽曲とコレオグラフになっています。キャッチーでありながらも、しっかりとカルチャーを大切にしていて、BMSGのグループとしてMAZZELがやるべきことの一つを表現できた気がします。 DANGER SEITO:特に気に入っているところは、RYUKIのラップパート。彼は本当に器用で、ライブでのアレンジも最近増えてきました。ぜひライブで注目してほしいです。 MAKERZ SEITO:MAZZELとして存在する理由と、僕たち8人が掲げている意思を刻み込みました。歩んできた日々や、ぶつかりながらも積み重ねてきた誇りを、時間がたっても色あせない形で残したいと思ったからです。あの日、全員で誓い合った思いが、この世代を象徴する一曲として残り続けること。そして、MUZE(ファン)のみんなが、どんな時でもこの曲を振り返って力に変えられる存在でありたいと思っています。 MAZQUERADE EIKI:歌い終わりのKAIRYUのパート「In the midnight MAZQUERADE」が、とても好き。メインメロディの裏にライン違いのKAIRYUの声が重なり、その混声感がゾッとするくらい気持ちよくて大好きです。 Seaside Story SEITO:何十年たっても歌われていくような隠れた名曲だと思っています。初めてMAZZELを知ってくださった方が、MAZZELの曲を聴いていくうちに見つけてくれたらうれしい。いつまでも消えない、8人に共通していえる“青春”だったなと感じられるミュージックビデオもぜひ観てください。 Clover EIKI:このタイトルと、MUZEにこんな曲を書きたいなというテーマはかなり前から自分の携帯にメモしてあって、今回満を持して形にすることができました。とっておきのクローバーを見つけた時の幸福感や、それを持っていれば幸せになれるというお話を、MAZZELとMUZEの出会いに例えています。「見つけてくれてありがとう」「これからもずっとあなたのCloverでいられますように」という思いを込めました。 The Voice RAN:ラストサビ前の自分のパートは、デモでは裏声でしたが、プロデューサーさんに「地声で叫びたいです!」とお願いして生まれました(笑)。自分の心の叫びと楽曲がリンクした好きなフレーズです。