

「去年ファーストアルバム『20』を制作しましたが、時間が許せばもっといろいろな曲を作って入れたいと思っていて。20歳のうちにデラックス版を出そうと決めていました。とにかくこの期間は家で歌詞を書きまくって、いろいろなチャレンジができた。『20』の曲も流れを変えて配置したので、通しで聴いたらまた新鮮な雰囲気になってると思います」。ジャパニーズヒップホップ界のクイーンとプリンセスが戦いに臨む強い意志を込めた「Stronger (feat. Awich)」や、プロデューサーのKoshyが手掛けたトラップビート上で次世代を担う才能がマイクリレーを決める「花・魁 (feat. Medusa, E.V.P & IFE)」をはじめとする7曲の新曲は、初の武道館公演、そして21歳を迎える4月の誕生日という大きな節目のその先を切り開いていく。追加収録された新曲たちについて、ここからはLANAに解説してもらおう。 Stronger (feat. Awich) “強さ”が表に出る曲ですが、その裏に秘めている攻撃的な自分の悪口や皮肉がアクセントになるようにしました。また、スターと呼ばれることもある中で、そういった存在でいる苦しみもこの機会に生々しく表現できればと思っていて。客演については、圧倒的な強さとその裏にストーリーを持っているAwichさんしかいないと思ってお声がけしました。何か勝負ごとの前や、くじけそうになった時に聴いてほしいです。 No.5 Remix (feat. Vingo) この曲はオリジナルバージョンの制作段階から、Vingoくんに入ってほしいと思っていたぐらいで、本当に相性の良いリミックスになっているはず。LANAとVingo、それぞれの真っすぐさを上手く混ぜられた一曲だと感じています。ちなみに、別のある曲のVingoくんのリリックにも「5番」っていうフレーズが入っているので、探してみてください(笑)。 HERE 武道館公演が決まった時に、まずリアルな過去を包み隠さずに伝え、みんなに届けたいと思ったんです。昔は自分の承認欲求の強さでたくさん苦しんだこともあったけれど、「みんなにもっと気づいてもらいたい」という気持ちを曲にすることで昇華できました。これからも、もっとみんなの声を聴かせてください。 花・魁 (feat. Medusa, E.V.P & IFE) タイプは違うけれど、全員今のフィメールヒップホップシーンに必要な色を持った、かっこいいアーティストたちをお呼びしました。私もまだ若いアーティストなので、いわゆるフックアップとは違う、自分なりの角度でお声がけさせていただいた感じです。とにかく、みんなガチでかっこいい!これから何かを頑張りたいと思っている女の子たちみんなに勇気を与えられるような、そんな強い女性たちの一曲にしたつもりです。 直線 デトロイト系ビートの定番の乗り方をめちゃくちゃ無視して、LANAらしく歌を乗せました(笑)。 これまでに色んなヒットがありましたが、まだまだ謙虚に模索を続けなければいけないフェイズなので、改めてその姿勢を表した曲です。 NARANAI 意外と今まで作ってこなかったダンスアンセムを、このタイミングでやりたいと思って制作しました。昔ダンスを習っていたのですが、その時にファレル(・ウィリアムス)や、こっち系の色々な曲で踊っていたので、その影響も感じられるようになっているはず。またこんな曲がはやる時代になってほしいな。 Red Wine (It Tastes Young & Rich) デートで京都に行った時のエピソードが元になった曲です。私は普段赤ワインは飲めないのですが、京都で入ったお店で飲みやすい赤ワインをお願いしてみたところ、お店の方が甘口タイプのものを出してくれて。そんな甘いワインと甘い恋を掛け合わせた作品にしようと思って作りました。甘い赤ワイン、飲んでみてください。