

2024年は、日本のヒップホップ史上最大の動員を記録したBAD HOPの東京ドーム解散ライブから始まった。絶大な人気を誇るCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」がワールドワイドなヒットを記録し、海外での知名度を一気に高めた一方で、国内ではLANA、Kohjiya、Kaneee、Watson、Bonberoら、次世代のヒップホップシーンを担う才能が急速に台頭。高いスキルを背景に、それぞれが特定のトレンドにとらわれることなく独自のスタイルを打ち出し、ヒップホップの多様化、細分化を推し進めた。そんな中、トラップの進化と共に数々の伝説を残してきたKOHHが本名の千葉雄喜としてカムバック。2月にリリースされた「チーム友達」は、多数のラッパーが参加するリミックスが続々と生まれる一大ムーブメントへと発展。ミーガン・ジー・スタリオンをはじめ、USのトップアーティストが反応するなど、その反響は海を越えて、多方面に広がる日本のヒップホップを象徴する一曲となった。