2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初の優勝を果たして以来、国内外で目覚ましい活躍を続けるピアニスト、辻井伸行。2007年のアルバムデビューから10年を迎え、満を持してレコーディングしたのは、ファン待望のベートーヴェンの3大ソナタ「悲愴」、「月光」、「熱情」だ。2017年にベルリンの名門スタジオTeldex Studioで録音されたこの音源は、繊細なタッチによる詩的な表現から、秘められた激情の発露のごとき白熱のプレイまで、辻井ならではのダイナミックなピアニズムを余すところなく伝えてくれる。
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