John Williams in Vienna

『スター・ウォーズ』『E.T.』『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』『ジュラシック・パーク』など、ジョン・ウィリアムズが半世紀以上もの長きにわたって生み出し続けてきた数々の映画音楽は、世界中で広く親しまれてきた。ヨーロッパの最も優れたオーケストラの一つであるウィーン・フィルハーモニーを作曲家自身が指揮したこの演奏は、ウィリアムズの手による名曲にクラシカルな交響楽のような風格が加わり、なじみ深い楽曲を新鮮な印象とともに楽しむことができるものとなっている。本作に収録された演奏では、リヒャルト・シュトラウスの輝くようなオーケストラサウンドを思わせる『未知との遭遇』、あるいは飛び跳ねるような木管楽器の響きが楽曲にきらめきを与えている『E.T.』のように、新ロマン主義を彷彿とさせるウィリアムズ作品のディテールやテクスチャに改めてスポットライトが当てられている。華やかな彼の音楽をさらに崇高なものへと昇華させる、魔法のような演奏を至るところで耳にすることができるだろう。ウィリアムズがバイオリンと管弦楽のための新たに編曲し、当代きってのバイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターがソリストを務める2つのトラックも、リスナーへの贅沢なプレゼントとなっている。

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