ジョン・ウィリアムズ
ジョン・ウィリアムズ

ジョン・ウィリアムズ

ジョン・ウィリアムズについて

ジョン・ウィリアムズが手掛けたテーマ曲は、映画館を出た瞬間に思わずハミングしていて、おそらく何十年後も口ずさんでいる。その良い例がサスペンスに満ちた『ジョーズ』の劇伴だろう。ニューヨーク出身の今や伝説的な作曲家の彼にとって、大ヒット作が続く時代の幕開けとなった作品だが、そのために必要だったのは、あのたった2つの不穏な音だけだった。そしてそれは同時にスティーヴン・スピルバーグ監督との数十年にわたるパートナーシップの始まりとなった。

さらに、豊かな音楽性と、瞬時に人の心をつかむ彼のスタイルを本当の意味で知らしめたのは、その2年後に『スター・ウォーズ』のために書いた壮麗なファンファーレだった。ハリウッドのクラシックなオーケストラの雄大さをよみがえらせたウィリアムズは、どんな圧倒的な視覚効果にも負けないくらいの音の強烈さで感動を引き出し、スクリーン上で繰り広げられるアクションには驚くほど胸に迫る感情を吹き込んだ。また、『E.T.』の忘れられない別れのシーンには、完璧なまでの強弱を加えたストリングスで涙を誘い、『Indiana Jones(インディ・ジョーンズ)』シリーズでは、昔アメリカで土曜午後に放送されていた連続活劇を想起させる異国情緒あふれるスリルを勇敢なメロディで引き出し、『ハリー・ポッター』シリーズの初期の作品では、はっきりと遊び心と冒険の感覚を生み出した。その影響力は、いまだに今日のスーパーヒーロー大作やSFアドベンチャーに大きく及んでいる。その一方で、ウィリアムズは歴史上で最も悲惨な時期を描いた物語にも取り組んでおり、ホロコーストの想像を絶する恐怖(『シンドラーのリスト』)や南北戦争中の政治的混乱(『lincoln(リンカーン)』)にふさわしい厳粛さをもたらしている。

  • 出身地
    Flushing, NY
  • 生年月日
    1932年2月8日

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