はじめての ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

はじめての ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

1970年代後半以降のパンクやニューウェーブ、ハードコアにグランジといった先鋭的ロックの水脈の源泉に位置する最重要バンドとしての評価が確立されているのが、1964年にルー・リードとジョン・ケイルがニューヨークで結成したこのバンドだ。現代音楽畑出身のケイルの影響もあってノイジーかつ実験的な音作りを得意としたが、その一方、3分間のシンプルな歌の中で都市生活者のリアルな人生の機微を切り取ることにも長けており、それはまさにポップミュージックのマジックを見事に体現するものでもあった。アンディ・ウォーホルとの密な関係を通したアートシーンへの影響も無視できない。

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